■報告Vol.2 参加者の声から上がった未熟な点

※今回も、参加者の皆さんと共に場を創る中で、未熟な点もありました。この未熟から、「今まで と 今から」をより進化させて行きたいと思います。

 

【参加者の声から上がった声】

・から揚げやポテトはつまみやすかったが、

 パスタやスープは、取り皿に分けにくかった。

・立ったままの交流が長く続いた。

 

【改善点】

 今回は、主催者自身にとって、とても思い入れのある会となりました。それは、広島の友活サークルとの共催ということで、広島から3人も駆けつけてくれるという事があったからです。

 

半分は、広島から来てくれる人たちの為であったり、東京を離れ広島へ降り立った時に良いエネルギーを持ち帰ってもらいたいという意欲があったからです。

 

広島を東京へ持ち込み、

東京を広島へ持ち出す。

 

そのイメージがありました。

 

ですから、会を始める前から、そして企画主旨の段階から本腰が入っていました。その姿勢があって、それが伝わった為か、今回は自分の予定を調整してまで参加してくれる方が大半でした。

 

また、皆さんはとても未来が開けている人でしたし、人と人を結びたいという想いにかられてきます。ですから、とにかくランチ交流会の時には、コウノトリSSMゲームは未だ始まっていない中ではありましたが、積極的に皆さんに交流してもらいたいとも思いましたし、僕自身、フル動き回って、人と人とを結ぶ動きをしてました。

 

結んでは離れて、結んでは離れて、

皆さん同士での交流が起こる様にと。

 

一方で。

 

広島へ持ち帰ってもらいたかった一つのキーワードには、剰余発生メカニズムというのを掲げていて、広島へ新しい職業意識や新しい仕事観などを持ち帰ってもらえたら、と思っていました。

 

ただ、友活サークルではランチやディナーを取り入れたコウノトリSSMゲームを開催する事が多く、食も含んだ交流を大切にしていたんですね。

 

それで、剰余発生メカニズムの一つのキーワードになる素材という観点から食を取り入れようと思案していたら、どうにも食材から作ったものを持っておもてなししたい、という意欲に駆られました。

 

既に作られているものを消費するという消費者感覚よりも、自由闊達に作り上げる生産者感覚を大切にしたいと思いいたり、食材から提供しようと決めたんです。今回、揚げただけのポテトではなく、じゃがいもから作ったり、バジルソースも市販のものを買うのではなくバジルの葉からミキサーにかけて作ったというのは、そんな背景があったからですし、しかもお手伝い頂いた多くの方は、料理未経験者やお手伝い未経験者だったのも同様です。

 

献立メニューを考えたり、食材買い出しの調査をする中で、こちらにも益々本気度と言いますか想いが入り込みまして、時間の割に、経験の割に、敷居の高いチャレンジをする事になりました。

 

しかし、何人かの参加者の方の声から、今回も未熟な点が生まれた様です。それが、交流は交流せ本気でしたし、ランチはランチで本気だったのですが、交流と相性の良いランチ、ランチを通した交流という点に見落としがあった様に思います。

 

つまみ易いメニューと、つまみにくい故に心を移動させないと食べにくいというメニューがあったんですね。

 

例えば、スープやロールキャベツ、そしてパスタ。

 

スープは、温かさを保ちたいという目的もありましたが、フタを閉めていた事が逆に取り分けにくさを感じさせたり、汁物という特徴がら移動しても食べれるという点に弱いんですね。

 

パスタは、人数やテーブル数の多さの割には、2皿という少ない器に、こんもりと豪快に盛られていた事が、小分けしにくかったのではないかなぁ、と見ています。

 

参加者の方に聞きますと、どれも美味しかったし、お腹はいっぱいだとの声が上がっていたので、味としても量としても満足しては頂いているのでしょうが、交流とピッタリ噛み合ったランチであったり、楽しみ方であったかというと、そこには課題が残っている様に感じました。

 

また、交流は色んな方との交流をして頂きたかった意味合いもあって、移動できる様に極力はスペースを作る様にしていました。その為に、いくつかのイスを除いては、極力イスを省いた状態で、立食のイメージで取り組める様に意識していました。

 

当然、立ったまま交流する方が多いでしょうから、周りに合わせて自分のスタンスや姿勢を合わせている方にとっては、座りたくても座れない状況が生まれます。

 

ある程度の時間が経った頃を見計らって、こちらから、イスを徐々に増やしたり、座りながらの交流を促したり、何か変化を付ける事ができたのかもしれません。

 

その事には気付きませんでしたので、座りたかったのに立ったままにさせてしまった可能性はあるかも知れません。配慮の何たるかを気付かせて下さる一声、ありがとうございます。進化発展させて活かしていこうと思います。

 

 

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