【テーマ】
「シンクロしあう関係性」〜和心、サムライの感覚とは〜
『今まで と 今から』はDrema和プロジェクトを応援する中で、夢を語り合う場を
何度か作りました。その中で感じた事は、みんな素晴らしい夢を持っているという事と
しかし、その夢と夢を本気で応援する所までは行かないという事でした。
例えば、トヨタと日産が本当の意味で連携して、お互いの個性を出しながら、
更に良い商品、経済効果まで作れるでしょうか。
会社間だけでなくて、個人と個人の間で、国家と国家の間で、
本当に夢と夢を応援し合えるのでしょうか。
先日朝活で、参加者の方とお話が盛り上がりましたが、
震災の後で考え方や価値観が変わったという方が多いようです。
例えば積み上げた財産や物は一瞬にして消えてしまっても、
人と人との繋がりや、自分自身の生き方や生き様がしっかりしていたら、
失っても立ち上がれるし、危機を乗り越えて行ける。というような話も出てきました。
以前消防士さんに聞いた話でも、被災地に、大量の物資や、沢山のボランティアの
方が来られても、それをさばけないとおっしゃっていて、「では何が一番必要なのか」と
お聞きしたところ、「本気で団結した10人」とおっしゃっていました。
「本気で団結した10人」が居たら何でもできるとの事でした。
これは一体どういう事なのでしょうか。
主催者は街角でアンケートをして、色んな方の意見を聞く中で、
今の時代がこのまま続くと日本や世界の未来が明るいと
言い切れる人、感じている人は少ないようです。
日本では震災後特に、「絆」「信頼」という言葉もよく聞かれるようになってきました。
では、本当の意味で人と人、組織と組織、国家と国家が「絆」「信頼」で
結ばれるとは、可能なんでしょうか。
本当の意味で、夢と夢が応援し合える事は、可能なんでしょうか。
体が近くにあるから。よく遊ぶから。学校(会社)が一緒だから。といって、
本当にこころとこころが深く寄り添っているのでしょうか。
今回、「シンクロしあう関係性」〜和心、サムライの感覚とは〜
『今まで と 今から』