■報告Vol.2①【テーマ】を通して

 

❺『今まで と 今から』Vol.1の未熟を補おうとしたVol.2

 

実は、前回Vol.1では何人かの参加者の方から、「参加費3000円は高い」という話を頂きました。お話を伺っている限りでは、その方々の活動事情や参加背景などから、とても理解できる主張でしたし、主宰する身として何とか寄り添いたいと思いました。

 

そこで、参加費3000円を参加費2000円や参加費1000円に設定する事を、幾つかの多角的な観点からイメージシミュレーションしてみました。

 

ところが、経済の原理や資本主義のメカニズムから観ましても、『今まで と 今から』の設立主旨や活動理念から観ましても、今回活用したコウノトリSSMゲームの本質から観ましても、3000円という設定は決して高いものではありませんでした。

 

「参加費3000円は高い」という言葉、その言葉が指し示している奥行きや本望にお応えする為には、必ずしもその言葉通りに参加費2000円だとか参加費1000円にする事ではないなぁ、と今では考える様になりました。安く設定する事だけが必ずしも、「参加費3000円は高い」という奥行きや本望ではないと受け止めています。

 

イメージシミュレーションする中で、そのキッカケとなったのが参加者の方の次の様な意見でした。そして、この様な意見は、他の多くの交流会やイベントなどでも聞く事が出来る標準的な見解です。

 

「すぐに仕事には繋がらない。だから収入に対する支出を考えてしまうとどうしても・・・」

「遠くから出てきてるから、交通費や交際費を合わせるとどうしても高くなっちゃう」

 

そこで、次の様に尋ねました。

 

「経験的に、大体ですが、出会った方とお仕事で繋がるまでの期間、或いは出会った方からの広がりによってお仕事に繋がる様になるまでの期間は、今まではどれくらいでしたか?」

 

続けて、次の様に仰っていました。

 

「そういうの(出会いからお仕事に繋がるまでの期間)はあまり見たことはないから分からない」

「直ぐに繋がらないという事は分かってる」

 

 

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