■報告Vol.2①【テーマ】を通して

 

❻キーワードの抽出

 

この事をキッカケとしてキーワードが浮かび上がって来ました。

 

仰ってくれた方は、他にも会に参加されているそうですが、お仕事に繋がるまでにはある一定の期間が存在します。その方は、経営者の方でもあるので、自分が投じたお金に対して、その一定の期間に回収する事が出来なければ、会社の経営、即ち存在や運営が出来ないという事ですね。

 

ですが、その一定の期間というのが経験的に見て、3ヶ月なのか、6ヶ月なのか、1年なのか、2年なのか、という具体的な期間として見た事がないという事ですので、どのくらいの期間の間に、どれくらいの投資(支出)と回収(収入)を得る事が出来るのか、という事も見積もれなくなります。

 

そしてこの現象の大変さは、その状態が一体いつまで続くのかも見積もれないという点にあります。

人間として生きる事は、何事もそうかもしれませんが同じ事を反復して、その継続によって進化発展や存続が起こります。

 

会社も同様ですね。

会社の場合ですと、支出と収入、これが繰り替えされますね。

 

この支出と収入が、一体何を繰り返しているのかについて、実は多くの人が確認をしないままに反復し続けている事実がある事を、多くの方との出会いから気付かせて頂きましたが、今回で浮き彫りになりました。

 

そうして浮かび上がってきたキーワード。

それが『剰余発生メカニズム』です。

 

 

→❼資本主義(企業活動)のみならず人間力・人間関係力(意識活動)にも働く『剰余発生メカニズム』