❼資本主義(企業活動)のみならず人間力・人間関係力(意識活動)にも働く『剰余発生メカニズム』

 

1. 剰余発生をイメージする例え話

 

剰余発生メカニズムとは、どの様なものかをイメージする時に、次の話は分かりやすいかもしれません。

 

1を投じた時に、0.5が返って来た!

 

この時に、返って来た0.5をもう一度投じると、次は0.25が返って来る事になります。その様にして、返って来たものを投じ続ける様に繰り返しますと、

 

1⇒0.5⇒0.25⇒0.125⇒0.0625⇒・・・

 

と次々に減っていく事が予測できます。最後には極めて何も残らないくらいに小さくなっていきますね。1を投じた時に、0.5が返って来た事を繰り返すならばそうです。

 

 

■1を投じた時に、1が返って来た!

 

この場合は、どうでしょうか?

 

返って来た1をもう一度投じると、次は1が返って来る事になります。その様にして、返って来たものを投じ続ける様に繰り返しますと、

 

1⇒1⇒1⇒1⇒1⇒・・・

 

と1が繰り返され続ける事が予測できます。これは科学的には、永久機関だとか永久エンジンだとか言われるものです。超伝導技術などで実現を図ろうと科学者や技術者はチャレンジしています。

 

1を投じた時に、2が返って来た!

 

この場合は、どうでしょうか?

 

返って来た1をもう一度投じると、次は2が返って来る事になります。その様にして、返って来たものを投じ続ける様に繰り返しますと、

 

1⇒2⇒4⇒8⇒16⇒・・・

 

と倍々に増え続ける事が予測できます。

 

 

2. 人間力・人間関係力(意識活動)に生きる