❼資本主義(企業活動)のみならず人間力・人間関係力(意識活動)にも働く『剰余発生メカニズム』
3. 経済・資本主義(企業活動)にも働く
今の経済は、資本主義社会であり、資本を中心とする社会です。
この資本主義社会では、全体の経済を見る時に必ず成長していなければ破綻する様な構造になっています。毎年どれくらいかの成長を果たさなければ崩壊してしまうのが、今の資本主義経済です。
成長をイメージするには、人間の体の成長を思い起こしても良いかもしれません。
つい先日、僕の知人は、赤ちゃんを出産しました。50cmほどの赤ちゃんだったそうなのですが、ある一定の時期までは、体が一回り、二回りと大きく成長していきますね。赤ちゃんや子どもの時は、年々体が大きくなっていきます。
また、僕たちの住んでいる地球、その背景にある宇宙空間を思い起こしても良いかも知れません。
僕たちの住んでいる宇宙空間は、大きな大爆発であるビッグバン(BigBang)によって生まれたとされていますが、それ以来、ずっとその大きさが膨らんでいて、実は今この瞬間もずっと、宇宙空間はその大きさが成長しているんですね。
経済成長というのも同様です。
経済も、それを一つの空間や生命と見立てた時に、その空間や生命が年々大きく膨らんで行くことを通して、その存在を維持しつつ、進化していると言えます。
ですから、前年よりも減衰していたり、前年と同じ状態であったりするのは、存在の維持や進化することが出来ません。このことは、先に確認していた減衰・永久・剰余の表現を借りますと、存在を維持しつつ進化発展する為には、剰余でなくてはならないことを示していて、何と経済活動も、その剰余の仕組みととても相性が良いという事になるんですね。
コウノトリSSMゲームは、一見しますとただのゲームなんですが、そこには何と、経済成長や資本主義社会をより良く生きる秘訣と言いますか、秘密が隠れているんです。
ゲームをやりながら、是非、経済の秘密や成長の原理などに触れてみて下さい。